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団塊世代釣魚料理 1 赤の他人丼 親子丼は鳥肉と卵、ブタ肉や牛肉と卵でつくるのが他人丼ということだそうだ ならば、釣魚と卵で作ったので、「赤の他人丼」と私が勝手に名付けた 写真はカサゴの「赤の他人丼」 材料2人前 カサゴ1尾(アジ・キス・メゴチ等フライにできる釣魚なら何でも可) 豚コマ少々(無くても可) タマネギ半分 玉子3個 カイワレ少々 丼のたれ 私は鍋の残り汁やおでんの汁150cc程度をベースにして 濃い口醤油(煮詰まり具合による)と日本酒で味を整え、砂糖、一味を少々入れて作ることが多い 参考例 「前の日におでんや鍋をしなかったらどうすればいいんだ」という困った方に 出汁70cc(昆布とカツオブシで作るが、市販のめんつゆ+水で代用すれば良い) ミリン20cc+日本酒30cc(好みの割合でOK、甘めが好きならミリン多め) 濃い口醤油30cc(銘柄によって味が違うので、その家庭で使用している醤油で可) 砂糖スプーン1杯(スプーンの大きさは?などとアホな質問はなし、血糖値によって加減) 一味トウガラシ好みで少々 以上を小鍋に放り込み、ひと煮立ちさせて、アルコールを飛ばせておく (出汁)7・(ミリン+日本酒)5・(醤油)3・・・7,5,3と覚えておく [シチ・ゴ・サンは私もネットで覚えました] 丼ものにはほとんど通用します あとは各自の好みで変えてゆけば良い コツは玉子で味が薄まりますので、やや濃い目が良いかも 作り方 @釣魚を三枚におろして、フライを作る(できない人は奥さんに習う) フライが面倒なら、ソテーでもカラアゲでも良い A玉子は黄身をつぶす程度に溶き、あらかじめ2つの容器に入れておく 玉子はあまりかき混ぜない、白身は熱を通すと何種類もの食感を持っているらしいので・・ B小さめのフライパンで薄く切ったタマネギと豚コマを炒める C炒まったら上記の丼つゆを入れる(炒めるのが面倒なら省略してもよい) Dタマネギが軟らかくなったら、@で作ったフライをのせる EつぎにAの溶き玉子を一椀入れて、さっとかき混ぜる F蓋をして、卵が硬めの半熟程度になったら、もう一椀の溶き玉子をまわし入れる Gあとで入れた玉子が適度な半熟程度になったら出来上がり(蓋を開けて目で確かめればよい) Hあらかじめ丼に温かいご飯を盛っておき 作ったタレをのせ、”カイワレ”か”みつば”でも散らせば完成 釣魚は何でも使えますが、私は特に白身魚で作る「赤の他人丼」が好きですね |
団塊世代釣魚料理 2 フクラギのタタキ丼 北陸地方でいうところのフクラギとはイナダ(関東)・ハマチ(関西)です タタキはアジでよく作っていたのだが、秋の脂の乗ったフクラギの 腹身でやってみたら非常に美味で、家族に好評でした 写真は「フクラギのタタキ丼」 材料2人前 フクラギ 4/1尾(三枚におろし、背身と腹身に節どりして腹身のみ使用) 万能ネギ 3本 オオバ 2枚 オロシニンニク スプーン一杯位 オロシしょうが スプーン一杯位 玉子2個 もみノリ少々 カイワレ少々 醤油 適当 作り方 @魚をまず三枚に下ろす Aおろした片身を節取りして、背身と腹身に切り分ける B腹身だけ使用して、刺身の一切れの1/3ぐらいの大きさに、そぎ切る(適当に) Cおおばを細かくみじん切りしておく D万能ネギも細かく小口切りしておく Eそぎ切ったフクラギにおおばと万能ネギを混ぜ合わす(たたかない) Fニンニクをスプーン一杯位すりおろす Gしょうがもスプーン一杯位すりおろす Hしょうがとニンニクを混ぜ合わせ、そこに醤油を小さじ一杯位、適当にふりかける Iこのニンニクしょうが醤油にEのフクラギを混ぜ合わす J玉子焼きを作る(これは箸をかき混ぜるながらパラパラになるように焼いてください) K丼に熱いご飯を盛り、Iを乗せ、そのまわりに玉子焼きをもりつければよい 最後にもみ海苔とカイワレでものせれば立派な丼になります ちなみにニンニクをいれることによって味わい深くなりますので・・・念のため これをアジでやればアジのたたき丼ということになりますかねぇー |