夜に

       

夜中に目覚める
暗い部屋の中
電球が一つわずかに光を放つ
耳には単調なレスピレーターの音だけが聞こえる

ふいに
恐怖を全身に感じた
僕はどこにいるのか
はたして僕は生きているのか
もしかして僕は死んでいるのでは

押し潰されそうな恐ろしさにかられ
人を呼ぶ
人の姿を見る
会話を交わす

僕は生きている
この至極当然とも言える現実に気づく

安堵の中
ふたたび眠りにつく