いびきについて
 いびきとは寝ている時にノド・鼻の部分が狭くなっているために、呼吸にあわせて音が出るものです。
そこで鼻やノドが狭くなる原因を調べて取り除く治療をします。


いびきの原因
 いびきの原因はさまざまですが、全身的なものと局所的なものに分けることができます。

・全身的なもの
 *肥満により頸の脂肪が多いため横になると舌がノドに落ち込んで、
  気道を狭くしていびきが起こります。
 *内分泌・代謝疾患、筋・神経系の病気でノドが狭くなり起こる。
 *飲酒や過度の疲労時にノドの筋肉の緩みが強くなり、普段かかない人でも、
  いびきをかくことがあります。

・局所的なもの
 *鼻づまりを起こす疾患(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症など)に
  より空気が上手く流れずにノドの粘膜を振動させていびきが起こります。
 *ノドが狭くなる場合(のどちんこが異常に長い・扁桃腺が大きい、アゴの発育不全など)


いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査
当院ではいびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を行っております。

1)問診後、視診、レントゲン写真、カメラなどで上気道(鼻、ノド)に閉塞部位
  がないかを詳しく診ます。


2)SASが疑われた場合、簡易検査(アプノモニター)を施行します。
 (検査は保険適応があります。3割負担の場合約3,000円です)
 患者様に携帯用検査機器の貸し出しを行い、自宅で二晩装着し検査を行います。
 器機が自動的に睡眠中のいびき・無呼吸・血中酸素濃度などを記録してくれます。
 二晩データーを取りましたら、1週間以内にクリニックに機器の返却をお願い致します。
 解析し結果が出ましたら、再度ご連絡しますので再診していただき、
 解析したデータの結果を説明します。

3)さらに詳細な(脳波なども測定する)終夜ポリソムノグラフィー(略してPSG)
 が必要と判定された患者様は、検査可能な一泊入院設備のある関連施設へ紹介します。


治療法
患者様に最適の治療法を選択します。
1)生活習慣の改善
  *減量、飲酒の制限
  *禁煙
  *睡眠時の体位(仰向けで寝ると舌や軟口蓋が喉の奥に落ち込みやすく、いびきや無呼吸を引き起こしやすくなります。横向きで寝ることで、呼吸をしやすくすることができる場合があります。

2)鼻炎の治療
  *内服
  *点鼻
  *アルゴンプラズマ(APC)凝固による鼻腔粘膜焼灼鼻閉改善術→浅野川病院へ紹介します

4)CPAP療法
  鼻にマスクを装着し、専用の機械で気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐ方法です。
  ※保険適応あります。3割負担の場合、1ヶ月約4,800円です