建方工事



 

2007/12/6(木)

明日12/7(金)から外装工事がスタートすると現場監督のTさんからメールで連絡を頂きました。仕事休んで観に行きたいところですが、残念ながら観に行くことができません。

ちなみに、柱状改良後の地盤強度の調査結果はTさんから頂きました。基礎強度の調査結果も別途送付してくださるそうです。資料見てもなんのことやらさっぱりですが、こういう資料はちゃんともらっておくことが大事です。内容は後で調べればいいしね。

  2007/12/7(金)

<本日の工事内容>
外装工事(1便)

本日から外装工事が開始されました。

  「大型基礎&基礎ダイレクトジョイント」と呼ばれる積水ハウスの構法です。

柱と基礎の接合部に「MJ接合システム」による高強度の基礎ダイレクトジョイントを採用しています。柱と基礎を直結することよって、地震時には地中梁として建物を支え高い耐震性を実現しています。

また、柱を「MJ接合システム」を介して基礎と接合するので、従来構法のように柱と基礎を直接接合しないため柱の腐食や白アリ対策にもなっています。

  柱をMJ接合システムに差し込みます。
  MJ接合システムに差し込んだ柱はボルトで固定されています。

2007/12/12(水) 回答:設計Fさん
ボルトではなく「ドリフトピン」と呼びます。

この金具の名前は忘れました。なんだっけ。

2007/12/12(水) 回答:設計Fさん
外周の構造用の合板を留める下地材を固定 するもので、特に名前はなく、「下地材受けアングル」などと呼びます。

ダイレクトジョイントの金物には柱を乗せる前にウレタンパッキンを乗せます。木は小口から水を吸いやすく、それが腐食の原因になるため、パッキンで水の木への浸透を防いでいます。

とのこと。大変勉強になります。

  MJ接合システムです。写真は柱と梁を接合する部分です。

木造住宅の最大の欠点である接合部を強化するため、このような構造用金物を使用して柱と梁を接合します。木の欠損が少なくなるため強度が上がります。

現場施工も少なくため施工精度も上がります。なんだか家を建てると言うより、家を組み立てる感じですね。

積水ハウスのシャーウッド構造材です。木材の強度を、「樹種」ではなく材料選定基準で数値化した「強度性能値」で分類しているところが特徴です。構造材の強度を数値管理していることが重要です。

構造材の強度を数値管理できていないと、木造住宅の構造計算なんてできるわけありません。根拠のない構造計算じゃ意味ないですよね。

危ないから現場の方がいる時だけ入ります。
足場を下から撮ったこの写真はお気に入りの一枚。
とにかく現場は危険がいっぱいです。
現場の方に対する作業時の注意書きのようです。
1Fの柱が建ったところで外装工事(1便)は終了でした。
2007/12/8(土)

<本日の工事内容>
外装工事(2便)

奥にあるのは「螺旋階段」です。なんと我が家は螺旋階段を導入しました。(かなり冒険しました。)

奥様の非常に強い要望により実現した螺旋階段ですが当初私は大反対でした。値段も高つくし狭いし目が回りそうだし。ただ、階段エリアが吹き抜けになるので空間を広く感じることができます。我が家に吹き抜けが欲しかった私はそこで納得しました。階段エリアの窓ガラスですが、1Fから2Fまで外壁は全て窓ガラスというくらいの特大の窓ガラスにしました。階段エリアはかなり開放的は空間になると思います。構造上の弱点にならないか気になりましたが、問題ないとお墨付きを頂きましたので安心して導入出来ました。

螺旋階段は土間コンクリートの上に写真のように設置されていました。これだけの固定で本当に大丈夫なんでしょうか。正直心配。

2007/12/12(水) 回答:設計Fさん
螺旋階段下に地盤改良の改良杭が施工 されています。螺旋階段のために杭を一本施工しています。屋外の電気温水器の下にもあります。370リットルの温 水器だと単純ににあの大きさだけで370kg以上あることになります。

眠い目をこすりながら図面を確認し、螺旋階段、電気温水器の下に柱状改良杭が施工されていることを確認しました。

内側は足場も狭く急ですね。有効利用範囲は外側だけです。
1Fリビング奥の6畳くらいのスペースです。当面は私の書斎として利用し、将来的には奥様のピアノが入ります。

間仕切りを入れて部屋にしてしまうことも出来るので、今後このスペースの使い方はいろいろと変化していくでしょう。

MJ接合システムで柱と梁が接合されています。また、ボルトでしっかり固定されています。
写真その2。
2F床にグレーの部分(床)があります。我が家はお風呂を2Fに設けたので水漏れ対策が施されている部分になります。

現場の方に材料名を聞いたけど1晩で忘れてしまいました。なんとかっていうコンクリートです(^^A

2007/12/12(水) 回答:設計Fさん
お風呂のコンクリート板は「アスロック」という材料です。中空素材で、耐火性も高く、強度も優れています。

そうそう。アスロックでした。せっかく現場の作業員の方に聞いたのに忘れてしまうとは不覚です。

ココ。
上から覗くとこんな感じになっています。
2Fです。
ここに柱を差し込むのかな。
柱に、「ホ、ヘ、2、4」などと書かれています。

柱をどこに設置するのか分かり易くするために書かれています。

南から北に向かって、「イ→ロ→ハ・・・」
東から西に向かって、「1→2→3・・・」

このように柱を設置する場所(番地)が表現されています。

柱に使っている集成材は、「スプルース」という樹種です。

強度等級やホルムアルデヒド放出量などが記載されています。

梁に使っている集成材は、「オウシュウアカマツ」という樹種です。
2Fの柱が建ったところで外装工事(2便)は終了でした。だんだんと家の骨格が見えてきました。
2007/12/10(月)

<本日の工事内容>
外装工事(3便)

2月上旬には完成予定です。

クレーン車で梁を2Fに持ち上げることろです。まずははさみます。
持ち上げます。
匠の業で電線を超えます。
2Fで待ち受ける作業員に渡します。
MJ接合システムにはめ込みます。このような作業を繰り返します。
途中経過その1。
途中経過その2。
途中経過その3。

あっという間に組み上がりました。

命綱なしで作業をされています。職人です。
金属の筋交いです。

2007/12/12(水) 回答:設計Fさん
2階の梁部分に設置する「高強度鋼製火打ち」というものです。従来の木造のように、梁にノミで凹を掘 り込み、そこに木製の火打ちをはめ込む方法だと、梁の欠損が激しい割りにそこそこしか強度が出ないため高強度鋼製の火打ちを設置します。

MJ接合システムと同じ思想ですね。徹底して木の欠損を防いでいます。

ズームアップ。
さらにズームアップ。
筋交いをはめ込む部分なのかな。なんだろう。
写真のように取り付けられました。横(水平)方向のねじれに対する耐震強度の強化でしょうか。

2007/12/12(水) 回答:設計Fさん
2階梁の部分で、水平方向の剛性を確保するために入れます。1階部分は、24ミリの構造用合板を床一面に敷き詰めるため剛性は確保できているので、2階は火打ちで確保します。

 

部材は工場で組み立てられたものが現場に運ばれてきます。現場では基本的に組み上げるだけです。だから作業がとても早いです。

鉄骨だとさらに作業が早く、お隣のNさん邸は2日で屋根まで組み上がったそうです。

工事はまだ先ですが配線も運び込まれてきていました。
冬なのですぐ日が落ちます。明かりを点けて作業をされていました。
わずか1日でここまで作業が進みました。

会社の同期の建築日誌に「今日の我が家は今日だけ」という名言がありました。今日の我が家をしっかり写真を残すことができてよかったです。

2007/12/11(火)

屋根が出来ていました。瓦はまだ先です。2Fに部材がたくさん置かれています。

正面からその1。
正面からその2。
裏からその1。

螺旋階段がある1Fと2Fの外壁部分が大きく空いていますが、そこには大きなガラス窓が入ります。我が家の目玉のひとつです。

裏からその2。
当初は屋根がフラットな四角い家にしたかったのですが、2Fが暑くなってしまうことと、長期的に考えると家へのダメージも大きいことから断念しました。金額的にも(´・ω・`)

そのかわり屋根裏収納を設けることができました。とても大きなウォークインクローゼットを用意したのですが、それだけだと不安だったので契約直前に急遽追加してもらいました。

鉄骨もいいけど木の家もいいですね。正直どちらでも良かったのですが、今は木の家にとても愛着が沸いています。
黒いシートには「シズレキ」と書いてあります。遮水シートです。
当たり前のことを当たり前のように行うのは意外と難しいものです。私も見習おう。

看板の下に積水ハウスの方の名札が4名分置いてあります。積水ハウス安全パトロール部隊が作業チェックに来ていたようです。

サッシの枠です。もうすぐ取り付けられたその勇姿を見ることができるでしょう。
なんだろう?「住まいの夢工房」で聞いたような気もするけどすっかり忘れてしまいました。
2Fのお風呂の床を1Fから見たところです。

先日、お風呂を急遽変更してもらいました。当初はtotoの07'積水ハウスモデル(北陸仕様)でしたが、積水ハウス純正モデルに変更してもらいました。お風呂の鏡がとても大きくなったのと、照明がダウンライトになりました。見た目も金額もグレードアップです(^^A

腕章をしているのが積水ハウス安全パトロール部隊の方々です。何を確認していたのでしょうか?

契約前に、詳細な作業項目、各工程毎の検査項目、作業の進捗状況がわかる資料を提供して欲しいと依頼しましたが、社外秘のためNGという回答でした。

大まかでもいいので日別の作業スケジュールくらいはどうしても提供して欲しいとお願いしたところ、現場監督のTさんが各工程の作業が始まる前に資料を作成してメールで送付してくれています。それが左の「建築工程表」です。おかげで現場へ無駄に足を運ぶ必要もなくなっています。次にどのような作業が行われるのか心構えもできるのですごくありがたいです。

 

2007/12/12(水)

積水ハウスのブルーのシートが張られていました。いかにも建築中の工事現場という感じです。

遮水シートの上に黒い棒みたいなものが乗っていますが、ちゃんと水が下に流れていくように水の通り穴が開いています。

壁と屋根が接する部分は遮水シートを壁側に立ち上げます。250mm以上は立ち上げられているはずです。

この遮水シートのことを「ルーフィング」と呼びます。屋根材を雨水が浸入したとしてもルーフィングによって構造体に入るのを防ぎます。また、屋根材の下が結露して発生する結露水などをルーフィングでとめて構造体まで達しないようにします。

瓦を使う屋根では、4/10以上の勾配でしか屋根を造ることは出来ないそうです。我が家の屋根勾配はどのくらいなんだろう。足場を作って作業するほどの勾配ではないので、5/10以上の勾配はないと思います。
外観のデザインをすっきりさせたかったので、軒はできるだけ出さないようにしてあります。

軒先にはルーフィングから出てくる水が屋根下地にいかないようにするため水切りが設けられているはずです。写真からはよくわかりませんね。

 

バルコニーです。

(財)住宅保証機構で性能保証制度を利用する場合の規程
http://www.ads-network.co.jp/seinou/se-6/se-6-12.htm

我が家はクリアしているのでしょうか。

2F寝室に窓ガラスや屋根部材などが置いてありました。

それにしても、寝室と階段の大開口部は予想以上の大きさでほんとに感動。設計のFさんに感謝です。

白アリ対策です。太平洋側と日本海側では主な白アリの種類が違うため被害状況も全く違うそうです。もちろん暖かい太平洋側の方が深刻なんだそうです。
2007/12/13(木)

高倍率耐力壁のおかげで大きな窓を配置しても十分な強度が保てるのため、設計の自由度が上がったそうです。

我が家の螺旋階段と寝室の窓はこの恩恵を受けているのかな。

SHAWOODと刻印されています。
写真からもわかる通り、バルコニー前面の壁はとても高くしてあります。2Fに浴室やサニタリーがあるため、道路(下)から中が見えないようにするためです。外観のデザイン的にもこちらの方がすっきりします。
我が家の目玉のひとつの螺旋階段です。そして、窓は1F、2Fとも大開口窓になっています。

大反対だった螺旋階段も次第に愛着が沸いてきました。

 

2007/12/14(金)

サッシが取り付けられていました。

シャーウッドは、「次世代省エネルギー基準」を標準仕様でクリアしています。
瓦が届きました。
玄関ドアです。取り付けられる直前に急遽変更しました。まだ積水ハウスのシートがはがされていないので見ることができません。

12月15〜16日は、我が家で現場見学会が行われるそうです。契約前ですが、私も他HMのお宅に現場見学会に行き勉強させて頂きました。HMを選定する際は、現場に行って自分で確認することが大事です。

 

2007/12/16(日)

我が家の現場見学会の様子を見に行ってきました。あとは写真を撮りに。

2日間で数組のお客さんが見学に来られたそうです。ちょうど私達が写真を撮っていたときもお客さんが見学に来られました。工事中だったので2Fを見学して頂くことはできなかったようです。

2Fの寝室の窓です。とても大きな3枚窓で、私のお気に入りです。
2Fのウォークインクローゼットです。我が家の収納の生命線です(^^A
2Fのお風呂です。1.25サイズの積水ハウスのユニットバスが入ります。大きな横長の鏡という希望を叶えることができました。
2Fにお風呂を設置したことで夜空を眺めながらお風呂に入ることができます。窓の外はバルコニーです。窓を開けると露天風呂になります。(ちょっと無理やりですが・・・)

バルコニーには照明を設置しました。ライトアップした植物を眺めながらお風呂に入ろうと思っています。

 

 

2Fのサニタリーです。バルコニーへ出られるようになっているので洗濯物をすぐに外へ干すことができます。
2Fのトイレです。

奥様お気に入りのARTWORKSTUDIOのシャンデリアが入ります。

2Fの屋根裏収納の入り口です。補強のため梁が多く入っていますね。
「高強度鋼製火打ち」が取り付けられている様子です。

17日(月)からサイディング工事が開始予定です。日中様子を見に行くことができない私は、仕事が終わった後に一人でよく見に行っています。深夜になることが多く、ご近所の皆様は就寝中なので音をたてないようにこっそり見ています。結構怪しいと思います。

2007/12/17(月)

外壁が届きました。我が家の外壁は、「光触媒エコサイディング」といいます。

晴れの日は、壁面の酸化チタン(光触媒層)が紫外線に反応し活性酵素を発生させて壁面の汚れを分解し浮かせます。雨の日は、雨が浮いた汚れを洗い流してくれます。セルフクリーニングしてくれる外壁です。

さすがに、日が当たらない北側と、日が当たる南側では汚れの落ち具合に差が出るようです。

 

運搬中に割れてしまったようです。現場の作業員の方に確認すると、運搬中に割れてしまうことを想定し予備の外壁も届くそうです。

取り付け後に割れた外壁が発見された場合は、パテで補修工事を行うのかな。ひどい割れの場合は交換すると思うんだけど。

2007/12/27(木) 回答:設計Fさん
■サイディングの割れに関して
工場にて、サイディングの数量を計算して、その分出荷しますが 、当然運搬中に割れや、欠けが発生します。その分、ロス率を見ています。また、一枚ずつ貼っていくのが基本なので、割れているものを小さく切って間にはめ込む、というような施工方法はとりません 。指定した目地の場所以外は継ぐことはできません。

費用にロス率分が入っているのかもしれませんね。

外壁を止める金具です。

2007/12/27(木) 回答:設計Fさん
■サイディングの金具に関して
夢工場で、ダンシングウォールという鉄骨の場合の外壁の動作を見て もらったと思います。SHAWOODは、鉄骨とは異なり揺れて、地震に耐える構造とはなっていませんが、それでも揺れます。で、SHAWOODの外壁サイディングもロッキング(揺れに追従)するようになっています。ビス止めしてあったら、揺れを吸収できず、さすがのサイディングも割れて落ちてしまいますから。

これは重要な要素です。外壁を固定してしまうとゆがみに耐えられずに割れてしまいます。夢工場でサイディングが揺れと一緒に揺れているところを見たのですが、あれならよっぽどなことがない限り脱落や損傷しないだろうなと感心しました。「ロッキング式耐震取付工法」と呼ぶそうです。超高層ビルなどもこのような工法だと説明を受けました。外壁が脱落したら大変なことになりますからね。

金具が取り付けられたところ。
「防風防水透湿シート」が貼られていました。
2007/12/18(火)

螺旋階段の根元がコンクリートで固定されているところです。どのように固定するのかずっと気になっていたんですが、見て納得でした。

1Fの吹き抜け部分の窓です。
2Fの吹き抜け部分の窓です。(螺旋階段を上がったところ)

実はこの窓で大失敗をしてしまいました。吹き抜けなのになぜか引き違い窓。開かずの窓(扉?)になってしまいそうです。せっかくの吹き抜けなのに残念なことになってしまいました。

勝手にFIX窓(ハメ殺し窓)だと思い込んでいたため、引き違い窓であることに気付かないまま契約してしまいました。明細の確認が甘かったと大反省。変更費用は引き違い窓の2.5倍だったため断念。

積水ハウスには変更は諦めたと回答したんですが、ずっと引きずりそうなのでそのうち気が変わって変更するかもしれません。

 

2Fの寝室の窓です。横長の3枚窓です。私のお気に入りです。
2Fのサニタリーからバルコニーへ出るところの窓です。
2Fのお風呂からバルコニーを望む窓です。引き違い窓ではなく、FIX窓と開閉式の窓の組み合わせになっています。これも私達のこだわりのひとつです。
バルコニーその1。
バルコニーその2。(逆方向から)
屋根に瓦が乗せられていました。
瓦の裏。

積水ハウスでは、瓦を1枚1枚ビス止めしています。この1枚1枚ビス止めするってところが重要なんですが、今時はどのHMも当たり前なのかな。

2007/12/27(木) 回答:設計Fさん
■瓦のビス止めに関して
どのハウスメーカーも行っているというわけではありません。積水ハウスのまねをして、ウチも!という所もあるかもしれませんが、同様にそこまでしなくても、、というところもあるでしょう。そちらのほうが多いと思われます。

HM選びをしていた時に、他HMに確認しましたがそのHMでは全てビス止めしていなかったです。

2007/12/19(水)

サイディング工事が始まりました。写真は外壁と外壁を留める金具です。まずは家の角から外壁を取り付けるようです。

その1。

その2。
その3。

レールみたいなものを壁に打ち込んで、その上に外壁を取り付けているようです(縦胴縁じゃないようです)。よくわからないので、積水ハウスの「テクニカルカタログ」をもらいに行こう。

その4。
その4ズームアップ。
瓦を取り付けているところです。

「社団法人 全日本瓦工事業連名」
http://www.yane.or.jp/

3〜5年に1度、「必ず」色の塗り替えをしないと機能が落ちてしまう金属屋根やスレート屋根に比べて、瓦は殆どメンテナンスなしに最低30年は大丈夫だと言われています。

瓦屋根だとイニシャルコストは高くなりますが、先々のメンテナンス費・エネルギー費を考えると、瓦屋根を選択した方が安くなると思います。

きれいに取り付けられました。
これは外壁屋さんお手製の外壁置きです。この上にサイディングが山積みになっていました。単なる板だとつまらないので、星型にくり貫いた遊び心いっぱいの一品です。
2007/12/20(木)

前日は家の角だけに取り付けられたサイディングですが、今日はその続きです。

サイディングが取り付けられると、だんだんと完成に近づいてきている実感が沸いてきます。早く住みたいです。
なにやらスペーサーらしきものがありますね。最後に釘を打つ部分なのでしょうか。

サイディングと壁の間にできる隙間が通気層となって壁内に湿気がこもらないような仕組みになっているんだと思います(たぶん)。通常は、サイディング取り付け用の「縦胴縁」がこの役目を果たすんだと思っていましたが、肝心の「縦胴縁」が見当たりませんね。木製の「縦胴縁」だと腐食するので使っていないのかもしれません。

ここも。
ここも。
ここも。
今日のサイディングの取り付けは、家前面の一部で終了でした。
2007/12/21(金)

我が家のサイディングですが、家前面はホワイト、家背面はブラックになっています。(バルコニー部分がホワイトになります)

玄関横。郵便ポストの穴がないけどどうなるのでしょうか。確認しなきゃ。

2007/12/13(日) 回答:設計Fさん
以下の理由から、現在、ポスト口は写真部分に取り付ける仕様になっておりません。

@玄関周りのスイッチ類との位置が干渉し、適切な高さ、位置に取り付けができません。
A貫通のポスト口自体が、機密性・断熱性の非常に悪いものであるため、玄関内部の気温等に影響してきます。

玄関ドアは機密性が高いものですが、ポスト口は残念ながらそのようになっておりません。玄関とLDKを仕切る建具も、スクリーンパーティションという気密・断熱性の無いものですので、貫通仕様にはしておりませんでした。別付けで、玄関前に来るコンクリートの塀、もしくはドア横の壁にセ キュリティを満たしたポストを検討するという形でイメージしておりました。

セキュリティの観点から貫通型のポストにしようと思っていたのですが、断熱性能に問題が発生してしまうようです。今からサイディングに穴を開けて工事することも可能との回答を頂いたのですが、せっかく次世代省エネ基準をクリアしている我が家の断熱性能を落としてまで行う理由はないので、玄関前のRC(コンクリート塀)にセキュリティに配慮した郵便受けを設置することにしました。

ホワイトとブラックのサイディングの境目です。模様も微妙に違っているのが分かります。家前面のホワイトのサイディングは、はっきりとした模様のものを選択しました。実際は、私達のイメージをヒアリングした設計のFさんの提案に従っただけですが(^^A

Fさんは設計士なんですが、途中から営業なのかコーディネーターなのかよくわからなくなるほど、何から何まで面倒をみてくださいました。奥様から全服の信頼を得ています。

どんどん取り付けられています。
2Fの排水管です。トイレ、サニタリーに繋がっています。
2Fエアコンの排水管です。
エアコンの室外機に続く配管です。
エアコンに関係する何かです。何なのかよくわかりません(^^A

2007/12/27(木) 回答:設計Fさん
■「エアコンに関する何かです」の黒い物体に関して
構造体を、非常に大切に扱っている積水ハウスでは、梁や柱にやたらに穴を開けることはできません。決まった範囲に、決まった大きさの穴を開けます。(配線、配管時)これは、換気扇の能力を損なわずに、構造の梁を避け、排気を行うために作られた部材です。ちなみに、あと上に半分付きます。

 

給水管です。

ブルー:給水用
ピンク:給湯用

屋外電気温水器が設置される場所です。
2007/12/22(土)

積水ハウスでは、ヘッダーを使ったシステム配管を採用しています。ヘッダー部に接合されている給水管がどこに行くのか表示されていてとても分かりやすいです。写真は1F土間コン(キッチン下)に設置されているヘッダーです。

【ヘッダー工法】
床下に設置したヘッダーとよばれる分岐装置から、洗面所や浴室などの各水栓までを単独に配管する工法。中央分岐を行わないため漏水も起こりにくく、万が一の場合にも部分的な交換が容易です。配水管は内側にポリブデンパイプをセットした二重構造のサヤ管なので、金属管のように錆びたり腐食する心配が無いうえ、耐熱性にも優れ超寿命です。メンテナンス時の作業量を軽減できることが大きな特徴。

これもキッチン下に設置されているヘッダーです。
ズームアウト。
2F床下に設置されているヘッダーです。
ズームアウト。

お風呂に、給水管と給湯管が1本づつ入っているのが分かります。

今になってようやく気付いたんですが、お風呂を2Fへ持っていくと、屋外電気温水器からの距離がかなり離れるので、途中でお湯の温度が下がらないか心配になってきました。

屋外電気温水器から出ている、給湯管です。
写真は1Fトイレ下です。手洗いと便器の排水管があります。細い方が手洗いです。

1Fから2Fへ、給水管と給湯管が上がっています。また、2Fへ続く3本の排水管がありますが、2Fのトイレ、サニタリー(洗面所、洗濯機)、お風呂の排水管です。キッチン以外の排水管は全てここに集められています。

途中で給水管がとぐろを巻いていたり、捻じ曲がったりしていないか確認していたのですが大丈夫でした。
1F玄関の天井上です。
2F床パネル(24mm)です。2F床パネルは、家の剛性を高めるための構造上の意味も持っています(と、聞いたような覚えがあります)。契約書にも、2Fに関しては、床パネルではなく構造用合板(24mm)と記入されています。
2Fサニタリーです。

1Fから、洗面所に給湯管と給水管が上がってきています。また、洗面所と洗濯機の排水管があります。

2Fトイレです。

給水管、排水管があります。排水管が2本あるのは、2Fトイレはタンク有りの便器だからだと思います。

2Fトイレもタンクレスタイプにしたかったのですが、我が家は猫(トップ画面の彼です^^)を飼っているので、トイレの砂(トイレに流せるタイプ)を流すには、水流が強いタンク有りタイプにする必要がありました。最近発売された、toto史上最高傑作と宣伝してるハイブリット型トイレなら大丈夫だったんだろうけど、便器にそこまでお金をかけることはできませんでした(^^A

2F浴室です。

給湯管、給水管が1本づつ入ってきています。また、排水管が1本出ていっています。

お風呂は、内寸が1.8m×1.8mなので1.3坪になります。何も考えず1.25坪だと思い込んでいましたが、設計のFさんから1.3坪だと教えて頂きました。

2007/12/17(月) 回答:設計Fさん
通常ユニットバスの大きさは、セットする「部屋」の柱の寸法で呼びますが、積水ハウスはユニットの内寸です。したがって、よく、1.25坪とか言いますが、それは通常、柱の芯寸法での広さです。今回のお風呂は、その呼び方で言えば、1.3坪。純粋に内寸の広さで、1.8m×1.8mの大きさです。

とても分かりやすい説明ありがとうございます。

バルコニーの壁とサイディングの間の通気層です。10mmくらいでしょうか。
バルコニーの天井です。板を貫通した釘がたくさんあります。見栄えが悪いです。この後どうなるのか気になったので、営業Mさん、現場監督Tさんに現在確認中です。

2007/12/13(日) 回答:営業Mさん、設計Fさん
今後、写真の部分には軒裏の仕上げ材である「軒裏サイディング」が施 工されるため垂木等は隠れます。金沢市は、通称22条地域といい、屋根、軒裏を不燃材料で仕 上げなければなりません。積水ハウスの軒裏材は、その認定条件を標準でクリアしており ます。

ということなので安心しました。契約書にも、「K軒裏サイディング(板目、ダークブラウンU)」と記入されていました。

バルコニーの軒です。
防犯ガラスです。積水ハウスでは、1Fは全て防犯ガラス、2Fはバルコニーが防犯ガラスというのが標準仕様になります。

また、断熱性の高い「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス」と「エアタイト断熱アルミサッシ」を採用しています。寒冷地の場合は、冬の断熱性に主眼を置いた「高断熱ペアガラス」と「PVCサッシ」となります。

我が家の断熱仕様区分ですが、V地域仕様(次世代省エネ対応)です。

 

サイディング工事もそろそろ終了です。
2007/12/25(火)

サイディングの貼り付けはほぼ終了していました。26日から内装工事が始まるので、その前作業として今日は電気工事屋さんが電気配線作業をしていました。

2007/12/27(木) 回答:設計Fさん
配管や、配線を埋めているシーリングですが、見事に外壁と同じ色でできています。ツブツブ具合も同じです。普通のシーリングをして、上から色を塗ってもはげてしまいますので。

 

排水管は遮音シートによる防音対策を施されています。2階から1階に通すトイレや洗面等の排水管が対象となるようです。

排水管の曲がり(繋手)部分ですが、透明になっていて物が詰まった場合などのメンテナンスの際の目視確認が簡単にできるようになっているそうです。HMを選定している時に、他の大手HMはどうなのか気になったので確認したのですが、そのHMはそこまで対応していませんでした。

電気工事屋さんが屋根裏の配線作業をしていました。
柱の上に設置されていますが、何か問題が発生した際にそこから発火しないか気になります。考え過ぎでしょうか(^^A
ホワイトの大きなホースは、計画換気システムの断熱ダクトだと思います。

我が家の計画換気システムは、標準仕様の「アクティブ換気システムV」です。標準仕様には「ハイブリット換気システムV」というのもあります。「アクティブ換気システムV」よりも月々の電気代を抑えることができます。また、標準仕様からさらに、アップグレード仕様、ハイグレード仕様とグレードを上げることもできます。実は契約の時、どのグレードにするかや細かい仕様の違いについて説明を受けていません。屋根の形状から「ハイブリット換気システムV」は導入できなかったのだと思いますが、念のため確認したいと思います。

現代の高気密住宅では、有害物質(湿気、臭気、化学物質など)を室内に滞留させないための計画換気が重要なんだそうです。建築基準法でも「2時間に1回の割合で家全体の空気を入れ替えなければならない」とあるそうで、新築住宅では計画換気システムの導入は必須とのこと。高気密住宅ならではの弊害もあるんですね。

換気ユニット本体です。
ズームアップ。ナショナル製です。
バルコニーの排水口にシールが貼ってありました。こまめに掃除をしないといけないですね。




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