フトモモ科の常緑低木、中国大陸南部地方の原産。
春から夏に3センチほどの 桃色から紫色の花が咲きます。9月頃になると果実が熟し始め黒紫色になると 食べられるそうですが、まだ実がなったところを見たことがありません。
テンニンカは熱帯、亜熱帯地域で広く野生化し外来種として問題になっている 処もあります。
日本では沖縄県で野生化し宜野座村の道路の両脇に多く生えて いるそうです。
写真は三陽メディアフラワーミュージアム(旧名 千葉市花の美術館)の温室 で撮影したものです。
東日本大震災の被害を受けましたが復旧作業が進み以前と変わらない花の美術館になりました。
テンニンカは毎年5月頃から咲きはじめますが、花のつくところがかなり高い位置であること、温室度ドームの中にあるため光線の方向が時間によって異なりシャッターチャンスが難しい被写体です。 |