ベニスから空路アムステルダムへ。
出発の朝、T君のスーツケースが壊れていた。添乗員さんが盛んに動き回った挙句にピカピカの新品スーツケースに変えてもらうことが出来た。山形から添乗してくれているKさんはここまで送ってきてくれてお別れ。彼はもう一泊延泊したグループに添乗するためにベニスまで引き返した。本当に有難うございました。
アムステルダムの空港では消費税を返金してもらったり、残りのユーロを使い切るための買い物で忙しい。
たいていチョコレートを買うことにしているが今回はゴーダチーズが今月だけのお買い得と書いてあったので「お買い得」に弱い私はそれも買い込んだ。
ぎりぎり使って60セントも残ってしまった。女性の連れのときは皆の小銭を集めてほとんど残らないように出来るのだが、やはり同級生と言っても男の方に小銭を出してとは言いにくい。残念。
こんな夕日に見送られて私たち延泊コース11名はイタリア8日間の旅を終了一路成田に向かった。
ヨーロッパはサマータイムで夕方が長くそれだけ多く楽しめた。
今日本でもサマータイムが話題になっている。
確か小学生の頃、サマータイムを実施したことが有ったがすぐに消えた。朝起きが美徳の日本には合わないのかもしれない。
この春早くに友人が豪華客船の旅をしたが早朝の甲板は日本人ばかりで、昼に起きて朝まで楽しむ生活はなかなかしにくいのかもしれない。と言っていた。
以前シベリア鉄道に乗ったときもサマータイムで10時過ぎでも明るく畑で働く人を見て貧しい所ではサマータイムは残酷だなと思った。
丸の内の居酒屋で久しぶりの日本食を食べたてお別れ会をした。又会うひまで・・・・。
分かれた瞬間から現実の生活の中に引き釣り込まれる。お坊さんはすぐに新幹線に乗って帰り、枕経を上げなければならないと・・・