旅の3日目、ミラノから列車でフィレンツェへ、ウフィッツィ美術館サンタローチェ教会、ドゥオモ、シニョーリア広場、ベッキオ橋などを見ました。
復活祭の休日中にもかかわらず、かなりスムースに入場することができました。
イタリアの町はすべからくそうであるのかもしれないが古い町ですから、何か工事をしようとすると遺跡が出てきて大変、ウフィッツィ美術館の裏手も大きな遺跡が出現中でした。
シニョーリア広場にはネプチューンの噴水やダビデの像、右のダンテの像など多数の彫刻が置かれています。(今は複製)
ダンテはご存知のように「神曲」を書いた人。
初めてイタリア語で書かれたもので、これによりトスカーナ語が標準語になったのだそうです。
イタリアの高校生は皆ダンテが嫌い。なぜなら
「神曲」を暗記させられるからと聞いたことがあります。
この後リチャード・ジノリのアウトレットに行きました。
ジノリらしいフルーツの取り皿を5枚購入。
お店から出てくると目の前にこの立派な猫が・・
門柱の上に座って威風堂々とこちらを見下ろしていました。
あまり上天気とはいえなかったのですがトスカーナの風景はよく絵本で見たなと思うような、しかも春の木々の緑が出揃った時期で、バスの窓から眺めているだけでも素敵でした。
トスカーナはキャンティーワイン、上質のオリーブオイルの産地。
オリーブ油はオリーブの実を水洗いした後石臼で挽いてペースト状にした後遠心分離機で水と油に分け、素焼きの甕に入れるのだそうです。
またワインの絞り粕を蒸留して取ったグラッパの話も聞いてグラッパを試してみましたがすごく強くて辛くて・・・・