平成16年6月号
第00002号
石川県警によると、大型集客施設の駐車場等で車上ねらいが続発しています。また、高級車を
狙った自動車盗も発生しています。
セーフティでもお客さまのご要望で駐車場の巡回警備を行い、不審者に目を光らせています。先
月はこんなこともありました。駐車場巡回中のセーフティ警備隊員が車から車へと怪しい目で見て
回る2人組みの中年男性を発見しました。「これは怪しい」とにらんだ隊員は2人組との距離をつめ、
ジリジリと駐車場の隅に追い詰めていきます。2人組の男性も隊員に気づき、後ずさりを。「いざ」と
隊員が身構えた瞬間、男性は内ポケットに手を入れる。取り出すのは拳銃か、ナイフか。緊張の一
瞬。男性が手にいていたのは黒い手帳。「ご苦労さん。警察や。この駐車場は大丈夫やな。こんだ
け警備員さんが警戒していれば。」“不審者”は車上ねらい警戒中の刑事さんでした。
警備隊員にとっては拍子抜けともいえる“事件”でしたが、犯罪被害防止に真剣に取り組む男たち
の緊迫のドラマでもありました。
車上ねらいの防止には、▽車から離れる時には必ずドアロックする(被害に遭う車の半数近くは無
締りによるものです。)▽駐車場には明るい照明、防犯カメラを設置する▽ドライバーは車内にカバン
などの荷物を置きっぱなしにしない(特に助手席)−といった対策が効果的です。
ほんのわずかの間だからと油断して車内に荷物を置きっぱなしにしたばかりに、窓ガラスや鍵穴が
壊され、多額の修理費が必要となったケースもあります。
最近では、イモビライザーと呼ばれる難しい名前の自動車盗難防止機器も販売されており、ドライバ
ーの自衛策も有効です。セーフティでもセコム(株)取り扱いの位置情報・現場急行システム「ココセコ
ム」をご紹介いたします。
セーフティ常駐・保安警備隊員の平成16年度上期第1回
研修会は6月1、2日の両日、石川県女性センターおよびセ
ーフティ加賀支社で開かれ、施設関係の常駐・保安警備隊
員約50人が巧妙化する犯罪への対処法などを学びました。
研修の中では、隊員は消火器訓練や事件、事故発生時の
措置、不審者への対応について、指導教育部長や警察OB
のスタッフから学びました。
このあと6月下旬に第2回研修を開催する予定で、実技訓
練や考査も交えて隊員のレベル向上に努めてまいります。
いよいよ夏が近づき、各種イベントが相次いで催される
シーズンとなりました。セーフティでも金沢の初夏を彩る第
53回金沢百万石まつりの警備に参加し、片町〜香林坊
にかけて踊り流しの交通誘導、歩行者整理などを行いまし
た。
このあともイベント会場で参加者の皆様の安全と円滑な
ご案内に力を尽くします。会場で「セーフティ」の隊員の姿
を見かけましたら声をかけてやってください。
6月3日に開催された金沢東安全運転管理者協議会総会の席上、セーフティは安全運転優良事業所
として表彰されました。引き続き、平成16年度安全運転管理モデル事業所として委嘱も受けました。表
彰を励みに一層安全運転の徹底と交通安全活動への取り組みに励んでまいります。
事務所、店舗倉庫や留守中のご自宅などを夜間、休
日に見回り、異常が発生していないか確認、点検いた
します。事務所あらし、空き巣などの犯行の多くは事前
に犯行グループによる「下見」が行われています。
これに対して、セーフティ警備隊員、警備車両が姿を
見せることで、犯罪者をけん制し、犯行を抑止すること
が可能となります。
料金は巡回場所、巡回対象施設の規模、巡回回数、
ご契約期間等によります。1回500円からで、効果的な
巡回方式もご提案します。まずはご相談ください。