「やすらぎの会」  会の様子


「やすらぎの会」は毎週、やっています。
都合のいいとき、やる気に満ち溢れている時、
ぜひぜひ足をお運び下さい。

日付 回数 会の様子
12月14日
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281
「やすらぎの会」開始以来、ずっと読み味わってきた「修証義」も、今回でいよいよ最終回となりました。全5章・月2〜3回のペースで少しずつ読み進め、6年間―やっとここまでたどり着いたという安心感と、終わってしまう寂しさが入り混じった複雑な心境でした。

修証義は今年最後となる12月28日(第283回)にて、総まとめを行います。来年からは昨年の冬に行わせていただいた「涅槃図」の学習に引き続く形で、お釈迦様最期のみ教えといわれる「遺教経(ゆいきょうぎょう)」を読み味わいながら、お釈迦様のご威徳を偲ばせていただきます。そして、4月より、参加者のリクエストにお応えして、再び「修証義」を第1章から、より深く、より日常生活に生かせるような身近な形での学習会にできるよう、取り組んでいきたいと思います。
12月
7日

280回
割と暖かい日が続いた11月から一変。12月初旬は想定外の大雪に見舞われました。そんな中、寒い一日となった今回の「やすらぎの会」。悪天候にも関わらず、常連の皆様が足を運んでくださり、共に坐禅・読経をつとめさせていただき、仏教講座にて「修証義」の学習をさせていただきました。

そんな中で、雪に関する話題が出ました。雪道を歩いていると、雪で見えなくなっていた溝に足がはまってしまい、危うく怪をするところだったという体験をなさったある参加者。また、融雪の水で道路が水びたしになっているところに走ってきた車に水をかけられたという経験をなさった参加者。そんな方々のお話をお聞きしながら、世間が歩行者ではなく、クルマやドライバーに優しい「クルマ中心の社会」になっていることを感じました。

すべての人がクルマを持っているとは限りません。中には徒歩や自転車等で移動される方も多々います。高源院の「やすらぎの会」には徒歩20分の距離を歩いて足繁く参加される方もいらっしゃいます。そうした方々と関わる中で、クルマのハンドルを握るものからすれば「弱者」に当たる歩行者にも優しく、雪の日でも安心して移動できるよう、ハンドルを握る我々一人ひとりが自分さえよければいいという考え方を止めて、まわりに配慮しながら、共生できる社会を目指していきたいと思わずにはいられませんでした。
11月
15日

277回
(研修旅行)
第5回「研修旅行」を開催させていただきました。今回は福井県にある大安禅寺様(臨済宗妙心寺派)始め、養浩館庭園(ようこうかんていえん)(福井藩主・松平家別邸)、丸岡城に行かせていただきました。

当日は例年よりも参加者は少なく、また、天候も折からの強い雨風に見舞われた一日となりました。しかし、大安禅寺様では、臨済宗の坐禅体験をさせていただいたばかりか、副住職様のユーモアたっぷりのご法話に参加者一同、大喜びでした。

大安禅寺様は1658年、第4代福井藩主・松平光通公が越前松平家菩提寺として建立したお寺とのこと。時期的にはちょうど、高源院が開創された頃と同じ時代です。
  
【左】大安禅寺正面
【右】副住職様のご法話に聞き入る参加者

午後は少しずつ、天候が回復傾向に・・・。
そんな中、松平家の別邸・名勝「養浩館庭園(ようこうかんていえん)」を散策し、隣接する「福井市立郷土歴史博物館」にて、福井県の歴史に触れました。第2次世界大戦(福井空襲)や、その直後に発生した福井地震、そうした二度にわたる大きな苦難を乗り越えて。今の福井県があることを改めて実感させていただきました。また、同館では越前北ノ庄藩初代藩主で、松平家初代・結城秀康公(徳川家康公次男)との関係で特別展「徳川将軍家の名宝」が開催されており、そちらも見ることができました。
  
【左】養浩館庭園・御茶屋から眺む庭園
【右】参加者と共に庭園を散策

最後に訪れたのは丸岡城です。日本最古の天守閣である丸岡城は小ぶりながらも、3階までの道のりは険しく、登り切るのに一苦労・・・。昔のお侍さんたちのパワーに圧巻されるばかりでした。

天気が回復してきたこともあり、空には虹がかかっていました。久しぶりに見た虹に心癒されながら、帰途につきました。
  
【右】丸岡城
【左】丸岡城から眺める虹のかかった空


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