初めて参加される方へ


下記は特に初めての方からいただくことが多い質問やご意見等にお答えさせていただいたものです。

質問・
ご意見
回答
「一ツ灸」は熱いのか? 一瞬ですが、熱いです。身体に電気が流れたような刺激が走ります。
「一ツ灸」は効き目があるのか? あります。お灸には熱による刺激(低温やけど)は欠かせず、熱い思いをした分、その効果は大きいです。身体が温まり、軽くなったような感覚を覚えるでしょう。
膝以外にもするのですか? しません。「一ツ灸」の初祖・一如禅師様から脈々と伝わるやり方に随うのが「一ツ灸」であり、仏教も同じように師の教えを弟子が受け継ぎながら今日まで伝わってきました。我が身を偉大なる師の存在に任せ(帰依(きえ))、その教えを後世に伝えていく(相伝(そうでん))ことにお寺で行う仏教行事としての「一ツ灸」の意味があります。
水ぶくれができますか? できる人もいます。一般的にみずぶくれは、やけどによって出てくるもので、体内の毒素です。毒素が外に出ることで身体が治るわけで、むしろ水ぶくれが出たほうがいいのです。
痕が残るのでは? 個人差はありますが、5年、10年と長年続けている方ほど、施灸時にはっきりと跡がわかります。
“貼るお灸”について 患部に貼って使うお灸が市販されています。火を使わないので、熱い思いをすることもなければ、痕が残ることもないので、より気軽な気持ちで使えます。しかし、その半面で、効果を感じるまでに時間がかかったり、刺激を感じにくいために、効果を実感できない面もあります。「一ツ灸」か「貼るお灸」か・・・?その判断は各自にお任せすることになりますが、「一ツ灸」はその効果を直接、身体に感じることができるのではないかと思います。また、上記にもあるような「相伝」という観点からも、当寺院では火を使うお灸を行います。
当日の服装について 服装は普段着で構いません。ただ、施灸時は、立て膝をして、膝を出しますので、ズボンにてご来寺ください。また、ストッキングを着用していると施灸できませんので、着用せずにご来寺ください。
「一ツ灸」はどれくらい続ければいいのですが? 一ツ灸「縁起」によれば、3年(3回)をひと区切りとして、6年、12年と続けて行えば無病息災とあります。自分の可能な限り続けることが大切だということですね。


その他、ご不明な点等ございましたら、高源院までお気軽にご連絡ください。(п@076−261−4957)