偽満皇宮博物院
長春
8月26日朝、部屋でコーヒーを入れてパンと卵焼き等の簡単な朝食の後出かけることにしました。

寮の建物の目の前にあるグランドでは男女の学生が軍事訓練の最中。一日中やっているそうでなかなか大変。

やはり国が違うのだなとしみじみ。
長春は1932年から1945年まで満州国の首都新京だったところです。
当時の政府の建物がかなり残っていて、今も使用されているようです。
歴史的満州国の建物などには全て偽という文字が入る。傀儡という意味を表すのだと聞いた。
大急ぎで作ったという皇宮。
皇帝愛親覚羅溥儀が乗ったという乗用車なども展示してあった。



大抵の旅で会うのは女性のグループかご夫婦というようなのが多いが、満州は上の写真のような、多分昔軍国少年だったのではと思われる年齢の男性の4〜10人程度のグループが多いように思えた。赤い夕日が満州の大地を染める頃、馬で駆け抜ける・・とかいう風景にあこがれて少年時代を送ったのではと・・・こんな想像をした。