アルハンブラ U
宮殿のテラスから外を見るとなだらかな丘に住宅地が広がる。アルバイシン地区といって、最も古い住宅地の一つであるらしい。あいにくの天気で遠くがかすんでいるがスペインは今バブルで住宅開発が盛ん。
至る所にクレーンが見える。ユーロ圏に入ったことが幸いしたそうだ。
古い住宅地では何処でも駐車場が最大の悩みである。
写真の真ん中辺、細い道にぎゅうぎゅうといった感じで駐車している車が見える。
ガイドさんの話ではスペインは交通違反は罰金ではなく労働で払う制度があるそうだ。
違反すると何日の労働と言い渡され、出頭命令が届くと行って主に町の清掃などをするという。
私は見なかったが、同じ制服を着てぞろぞろと町の清掃をしている連中を見たという人がいた。
あんなに沢山の人で清掃するから町がきれいなのかなと思ったら、キットそれだ、と二人でつじつまを合わせて笑った。
多分本当だと思う。
宮殿の中の庭園。左右対称で水に映る影も美しい。
斉藤君がスケッチを送ってくれたヘネラリフェ庭園。上が写真。
中学、高校と一緒の同君はなかなか人生を楽しむ術を心得ていてハラハラもするが楽しそう。何でも器用にこなす人だ。
この前のイタリアの時もスケッチをいただいた。
小さな額に入れてパソコンの周りに飾っている。感謝。
四角い池の両端から勢いよく水が吹き上がる。
スケッチの一番手前の睡蓮型の噴水はぼこぼこと水が盛り上がるようにわき出している。
60代後半の男性群には過去、現在(もしくは近い将来)に見えるらしい。(^_^;)