昨年の暮れ、11月25日に金沢港のキトキト市に鰤を買いに行く。今年はあまり鰤があがったという話を聞かない。案の定朝どれは高くて手が出ない。次善を選ぶ。地物ではある。
塩までしてもらって家に帰る。さらに塩を足して塩の中に埋め込む。
   
12月18日 朝から近江町に出かける。今まで40年余り漬けているが、朝早くから近江町に行ったのは初めて。
朝早いとこんなにも沢山蕪が入荷しているものかと驚く。
今年は農作物の出来が良いという。
蕪は普及品を選んだ。
昨年は一個200円のものしかなかったがこれは1個100円。
大根も10本購入





  

 蕪や大根は平均に引っ込 まないので、重石が落ち るのを見張っている必要 がある。 
 
 塩の振り方が少なかった のかなかなか水が上がら ない ので、少し塩を足し た。























この重石を運ぶのが,だいぶ重荷になってきた。
12月25日 又近江町へ。麹、みがき鰊、昆布を購入。帰って鰊を水に漬け、麹を沸かす。


1ヶ月近く塩の中に居た鰤

昨晩から水に漬けてある鰊は頭やヒレ、うろこをとる。
12月26日 いよいよ本付け。
塩の中から鰤を出す。 薄く切ること100切れ

蕪の間に挟んで麹の中に漬け込む。
昆布の蓋をして重石を載せて1週間
元旦に出してみるのが我が家流。

今年もおいしくなぁれ
1月1日、お正月に出す。
今年はどんな具合かなと、心配する。
私としてはあまり上出来でもないような気がするのだが、評判はまずまず。

高知の娘が、рナ今年は本当に美味しいねと言ってくれた。