かけがえのない地球に(9)

日本人は、戦後初めて自民党以外(短期的に社会党政権があった)の内閣を持つことになった。鳩山首相は、マニフェストがどうこう言う前に2020年に於ける温暖化ガスの排出量を1990年比で25%削減することを世界に対して宣言し、各国の評価を得ました。

しかし、「かけがえのない地球に」(7)を思い出してください。
朝日新聞によれば、2020年代には数億人が水不足に悩まされると書いてあります。最近見たTVでは、アマゾンの森林が殆ど無くなっているのです。ゾッとする写真でした。北極やアルプスでは氷河がとけ、揚子江を初めとする大河の水が海まで届かない状態になるのです。

2005年7月の世界人口は65億人でした。今日2009年10月22日現在の世界人口は68億人。一年に8千万人増えていることになります。
鳩山さんが基準としている1990年の人口は50億人強。推定される2020年の人口は単純計算で77億人。この間54%以上人口が増加することでしょう。そして増加した人々が霞を食べて生きていくわけではありません。

また生活レベルも1990年から2020年の30年の間に大幅に増加します。
水、食料、エネルギー、現代を支える稀土類金属その他、モロモロの資源が50%以上の人口増加に絶えられるでしょうか。かなり楽天的な人でもYESとは言えないでしょう。勿論鳩山さんはこのような単純計算はご存知のはずです。主に経済発展の理由から環境規制に反対している各国(アメリカ、中国等々)も。

人間が住めないような環境で誰が経済発展の恩恵を受けるのでしょうか?????。