ペットのお話2

先輩の話ー1[インコのハナちゃん]
私たちは、東京の中野区、保谷市(今の西東京市)、山形県と移り住み、そして今は千葉市に住んでいます。
とても環境の良いところで、ここが終の棲家になるだろうと思っています。すずめのチビコもとてもここが気に入って
いるようです。チビコは、随分年を取っていますが我が家のぺっとの中では一番若いのです。

初代のインコのハナちゃん

名前はハナコですが雄です。西武線野方に住んでいた頃、隣駅の沼袋にある神社のお祭りで、屋台の叔父さんから薦められて我が家の一員になりました。
その頃家内は決まった仕事を持たなかったので、ハナちゃんのためにタップリ時間をかけることが出来ました。そんな訳で立派な手乗りになったのです。大人になって鳥籠を買ってあげてからも自分勝手に扉を開けて好きなときに出入りしていました。
家内の肩にとまったり、頭に乗って遊んだり、眠くなったら自分の籠に戻って一眠り。
おしゃべりも達者で眠くなると「おやすみ」を連発していました。すずめのように雑食性ではないので、私達の食事には殆ど関心が無く、ただ人のそばにいておしゃべりをするのが好きな鳥でした。


昭和の時代が終わる頃、保谷市(現、西東京)に引っ越してハナコが10歳の夏、生憎家内が勤めに出ていた時のことでした。朝出勤しようとしたらハナコの具合が悪そうな様子、籠の中に手を入れたらすぐに乗ってきて一生懸命、上のほうまでよじ登り始めたのです。水を上げたり常備薬をあげたりしたのですがいつもと様子が違っているようです。それでも出勤時間は過ぎるし無理に籠に戻して、後ろ髪が引かれる思いで家を後にしたそうです。
夕方、帰宅して恐る恐るかごの中をのぞいたら、隅の方で小さくまるまって動かなくなっていたそうです。家内は、冷たくなった小さなハナコを手の中に抱いて大泣きをしました。最後まで付き添ってあげられなかった後悔で一週間ほど立ち直れなかったようでした。夾竹桃の根元に小さなお墓を作りました。

チビコは勿論ハナちゃんとあったことはありません。次回はチビコと一緒に住んだことが有るミニうさぎのポンちゃんのお話です。