信者Aさん(30代男性)のお話



青年実業家のAさんは、「馬坂不動尊」(お不動さん)の信者さんのお一人です。彼は事業を始めて今年で8年目になります。真面目で人一倍努力家の彼は、2・3年で経営を軌道に乗せることができました。

しかし、彼が事業を始めて6年経ったとき、次第に事業が行き詰まり始めました。当時は今と違って、さほど景気も悪くない時代でした。それなのに、なぜか業績が伸び悩みました。彼は、そんな状況を打破ずべく、必死に努力しました。しかし、なかなか上手くいきません。その原因が何なのか?彼はどうしても掴めず、一人悩みました。「きっと来年は、また運が巡ってくるだろう」と自分に言い聞かせ、6年目を乗り越えました。

しかし、彼の切なる願いは叶いませんでした。7年目は、さらに業績が悪化したのです。「同業者には仕事があるのに、自分には仕事がない・・・。」これでは、事業どころか、家族すらも養えない・・・。彼には奥さんと幼い子どもがいます。家族の笑顔を見ながら、彼はどうしていいのかわからず、途方に暮れました。

そんなとき、彼は「お不動さん」とご縁を結びました。「今まで、信仰心がなかったから、お参りなんてしたこともなかったけど、(お参りを)やってみたら、心が落ち着いてきた!!」そう言いながら、彼は毎月「お不動さん」を訪れ、お参りするようになりました。祈祷札に願いを込め・・・。救われることを、ただただ願い・・・。

そんな彼のひたむきな願いが通じたのでしょうか??
8年目の今年、何と業績が回復してきたというのです!!
世間は100年に一度といわれる大不況の煽りを受けているにも関わらず、彼の事業は少しずつ回復しているというのです。

彼は言いました。
「前ほどじゃないけど、少しずつ明るくなっています。これもお不動さんのおかげです。」と。

さらに彼は言いました。
「事業の成功で、謙虚さを見失っていたことに気づきました。それが、結果的に、事業の危機を生んだ原因のかもしれません。」と。
彼は自分に訪れた不幸の原因が自分にあることに気づいたのです。

「お不動さん」に出会い、彼は変わりました。『「お不動さん」を信じる心』が「自分に対する自信」へと変化したのです。そして、どこまでも謙虚に、自分が生きていることに対する感謝の気持ちを大切にしようとする姿勢が彼を救ったのです。

彼は、願いが叶ったからと「お不動さん」の信仰をやめることはありませんでした。彼は今も、お参りに来ます。そして、願いを叶えてくださった「お不動さん」への感謝の気持ちを祈祷札にしたため、自分だけではなく、社会全体が明るくなることを願っているのです。