住職自己紹介 


自己紹介
氏    名 川端(かわばた)孝法 (こうほう)
生 年 月 日 昭和54年7月31日(43歳)
血  液  型 A型
趣    味 ドライブ、カラオケ、電車の旅、写真(腕はまだまだですが・・・)
最近取り組んでいること 書道(石川の書展に四度入選できました)、絵手紙(始めたばかりです)
金沢検定初級(令和2年10月31日)
好きな食べ物 麺類全般、カレーライス、お酒
苦手な食べ物 厚揚げ(お坊さんなのに・・・)


住職略歴
学   歴 ・金沢市立味噌蔵小学校 (昭和61年〜平成4年)

・金沢市立兼六中学校 (平成4年〜7年)

・星稜高校(平成7年〜10年)

・富山大学教育学部(平成10年〜14年)
僧 侶 歴・
社会活動

大本山總持寺(だいほんざんそうじじ)にて安居(あんご)・修行(平成14年〜15年)

・曹洞宗・高源院第十八世住職(平成16年〜)

青少年教化委員(せいしょうねんきょうかいいん)(平成16年〜18年)

曹洞宗石川県宗務所・布教師(そうとうしゅういしかわけんしゅうむしょふきょうし)(平成18年〜21年)

梵人会(ぼんじんかい)講師(平成20年〜)
・同会「浅野川支部」支部長(平成27年〜)

・曹洞宗北信越管区センター布教師(平成21年〜22年)

・曹洞宗石川県宗務所・人権擁護推進室主事(じんけんようごすいしんしつしゅじ)(平成22年〜平成26年)
・金沢市仏教青年会副会長(平成24年〜平成25年)
・金沢市仏教青年会会長 (平成26年〜平成27年)
・曹洞宗北信越管区センター布教師(平成27年〜)
・曹洞宗石川県青年会事務局長(平成27年〜平成28年)
・曹洞宗・松山寺第二十八世住職(平成30年〜)
・曹洞宗・高源院第十七世兼務住職(平成30年〜)
・金沢市立兼六小学校育友会副会長(令和2年〜)
・曹洞宗石川県青年会副会長(令和3年〜)
・曹洞宗教誨師(きょうかいし)(令和4年〜)

住職挨拶


「人生初の百万石まつり参加」(写真右)
(2022・6・4)
日日是好日―本当はどんな日も最良の素晴らしい一日なのです!―

昨年は日常生活の中で何かと考えさせられる出来事が多い一年でした。たとえば、何らかのトラブルが発生したとき、まずは「何が原因だったのか?」を追求、そして、それに対して、「どう対応すべきか?」を検討し、実行。その繰り返しの中で慌ただしく一年が過ぎ去っていきました。世間には“PDCAサイクル”(注)なる言葉が存在しますが、まさに、正確な情報収集に始まり、一点だけの味方をしないよう、全体に留意しながらの原因の分析、そして、穏やかな言葉・行動の提示、こうしたことを繰り返す毎日でした。

「できるリーダーにぬくぬくと出世した人などいない」とおっしゃった方がいらっしゃいますが、人間にとって、苦労もなく、ぬくぬくと温室育ちをするような生き様では、人間性が磨かれることはないでしょう。私たちは先祖代々、ご両親からいただいたいのちを生かされています。せっかく、そんないのちをいただいたのだから、しっかりと磨いて、世の中のお役に立てていくことが、ご先祖様に対する報恩行ではないでしょうか。そう考えるとき、一日一日を大切にしながら、我が身心を磨くことに集中していきたいものです。

そういう意味で、苦しいことや辛いことであったり、会いたくないと思う相手というのは、できれば避けたいと誰もが思うことでしょうが、敢えて、避けたいものに向き合うことで、その対応策や解決策に巡り合い、人としての器が大きくなっていくような気がいたします。

―「日日是好日(にちにちこれこうにち)」―
嫌なことがあった日も、会いたくない人と会わなくてはならない日も、どんな日も最良の素晴らしい日であるということを説く禅語です。いい日も悪い日も私たちが自分の都合で決めつけてしまった“思い込みの日”に過ぎません。どんな日も、その日をどう捉え、どう過ごすか次第であることを心に留め、前向きに毎日を過ごしていきたいものです。

(注)PDCAサイクル
P:Plan(計画)、D:Do(実行)、C:Check(評価)、A:Action(改善)の頭文字を取ったもので、アメリカの統計学者・ウィリアム・エドワーズ・デミング(1900−1993)が提唱。4段階を螺旋のように繰り返すことによって、業務の改善につなげていくという思想。