高源院について

                       


山        号 福母山(ふくばさん)
宗        派 曹洞宗
御開山(初代住職) 白翁春尭(はくおうしゅんぎょう
開        創 1641年(寛永18年)
本        尊 馬頭観世音菩薩(ばとうかんぜおんぼさつ)

高源院の開創と移転
 
1641年(寛永18年)、御開山・白翁春尭(はくおうしゅんぎょう)和尚は、当初、大豆田に当寺を建立いたしました。春尭和尚が加賀藩初代藩主・前田利家の息女(そくじょ)・福姫の縁者として取り上げられたことから、その報恩供養のために建てられたのです。なお、「高源院」とは、福姫の戒名を取ったものです。
しかし、1659年(万治2年)、寺地を召し上げられ、替地を与えられなかったので、宝町(現在地)を請地して、寺を建立しました。

高源院からの眺め(令和3年9月撮影)
   
高源院外観 【左】平成28年7月 【右】平成30年11月撮影

高源院は「金沢三十三観音巡り」の第29番札所になっています。


参拝御希望者は、事前に高源院(п@076−261−4957)に
ご連絡下さいますようお願い申し上げます

また、ご朱印帳も承っています。
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本堂 坐禅の間
立派できれいに整備されたお寺とは違って、高源院には“ノスタルジックな懐かしい空気が漂っている”住職はそう感じています。遠い昔、昭和30年代〜50年代くらいの空気が流れているというか・・・。

近代化されたモダンな現代建築に囲まれながら生きている中で、時には、こうした昔ながらの建物に足を運んだとき、懐かしいにおいが漂ってきて、心が落ち着きます。柱一本、壁一枚から漂うそんな懐かしい空気が近代化された町の中にあって、決して褪せることなく漂っているのです。