203高地(旅順)

朝ホテルの前からタクシーに乗ることにした。前もって福田氏が知り合いに聞いてきたらしく300元くらいで交渉したら良いでしょうと言うことだったそうです。

すぐに交渉成立、女性の運転手さんだった。40才くらいかな。高校生の娘が一人いて、バツイチ実家に帰っているそうです。乗っている車は60万元程で購入して、営業しているそうで、売り上げは月に夏は2000元、冬はその半分くらいだそうです。
悩みは娘が勉強しないことと、学費が高いことだそうで、いずこも同じ親の悩みと思いました。

203高知は観光地として仕方がないのだろうが、駕籠籬が沢山いて100元と大きく書いてあるのだが、「歩くと一時間、駕籠に乗ると50元」と言いながら、いつまでもついてくる。泣きそうになるくらいしつこい。
頑張って歩いてみたが、ものの20分もかかったろうか、すぐに頂上に着いた。


小山の上から旅順港をめがけて打ち込んだ大砲の弾の残骸を集めて作ったという忠魂碑

港をめがけて打ち込んだ大砲と説明版

この晩は大連大学の寮に泊まった。大連大学の近くのパン屋さんのあんパンは本当においしい。一個3元だから日本円で45円ほどなのにすごく高く感じる。安い物を大量に売っている市場を回りすぎたので通常の値段の物が高く感じられる。近所の食堂もおいしかった。一人75元、千円ちょっとでかないおいしかったのになんだか高く感じられる。金銭感覚って恐ろしい。

明日一日でこの旅は終わり。あさっての朝大連から成田に向かう。