昔の茅葺き作業は集落のみんな「結(ユイ)」で行っていました。作業に携わる人数は20人〜30人程度だったようです。
屋根のこまかい部分、屋根の端、棟やそりは熟練した人や長老によって行われていました。
 以下にある画像は旧野本家の茅葺き作業の様子です。
1.まずは扠首(さす)を組みます 2.マンサクで結びます 3.扠首組に屋中丸太を取り付けます
4.軒付完了。水切り茅を葺きました 5.平葺きの作業中です 6.入母屋部妻部の軒付けです
7.棟の部分を葺いています 8.棟積です 9.棟飾りをつけはじめました
10.針目覆いをつけています 11.棟飾りは雨からも家を守っています 12.妻部の軒付もきれいになりました