生ゴミの話

特許な話

2次元コードの話

電磁波の話

改造日記

ホーム
FMV5233NAの場合

その2;メモリ増設
始まりは何気なく読んでいたHPからである。SHARPのノートパソコンMN-7860の改造情報のページであった。
いわく、この機種はBIOSのアップデートによりEDOだけでなくSDRAMも使用することができる。このアップデートにより128Mオーバーのメモリを積むことも可能と言う。以下は引用。
「BIOSのアップデートでメモリーの128MB超が可能な事が分かりました。01/01/17の時点で、標準の64MB+SDIM2100-S128MW で191MBを確認しています、また128MBを単体で2箇所のスロットのどちらにセットしても、128MBを認識していますし、標準の64MB、アイオーデータ SDIM646-64MPのいずれのメモリーとの組み合わせでも191MBを確認できていますので、128MBをもう1枚セットして256MBとする事は、可能だと思われます。残念なことに01/01/24にSDIM2100-S128MWを2枚使ってのメモリー256MB化はNG!と言う報告がありました。」
なあにぃ!?EDOとSDRAMの混載が可能だとぉ?読み方が普通と違うんですよね私ゃ。余っているEDOメモリの有効利用ができるのではないかい?現在職場でメインのFMV5233NAにはまだ空きスロットがあるのです。しかも今時1000円位にしかならない32MのEDOーSDIMが1本余っているのです。試さない方が不思議とチャウ?
斯くしてSDRAM使用のマシンにEDOを積むという人柱企画が実施されたのでした。

えらい引っ張りましたが、結果をご報告します。何の問題もなく認識されました。右の写真がEDOとSDRAMの混在状態のものです。メーカー出荷時のSDRAMメモリとメルコのVD8(EDO)が見られると思います。現在128Mで稼働中です。ただし、ベンチマークではメモリの読み書き速度が5%近く低下します。まあ、FPとEDOの混在時でもメモリ速度は一番遅いメモリの速度になってしまうと言われていましたから、この結果には何ら不思議はないんですが。。。多少の速度を犠牲にして良いのなら、古いメモリもそのまま使えるって事です。メモリメーカーのHPに書いてある対応表って信じて良いもんなんでしょうか?

その1;修理
オークションでFMV5233NAをGETした。CDドライブが不良で、ENTERキーが取れかかっており、キーの文字消え多数。カードスロットのイジェクトボタン飛びだし。という不具合があり、半ジャンク扱いで、市況の7割くらいの価格で落札できた。家に着いたときにはENTERキーは既に取れており、清掃はしてあったがヤニ臭さが取れないマシンであった。先ずは本体の起動確認。商品説明と違っていたら返品しなくてはならない。起動は順調に進んでOK。次はCDを取り出し、ピックアップの清掃。これまでの経験からCDの不良の大半はピックアップ清掃で復旧する事は分かっている。今回もそれで直ることを期待して、ブラシで丁寧にピックアップをなぞった。CDをマシンに組み付けて再起動。。。そしてCDをローディングし、反応を見る。キュンキュンと回転し、読み込んでいる。ちょっと読み込みミスがあるのか読み込み完了が遅い。しかし、そのうち回転が止まり、OSから認識できた。I get it ! てかあ〜!!! 直った。カードスロットのイジェクトボタン飛びだしは写真の赤矢印状態だが、実害は全くないので無視します。

このマシンはノートとは言えないくらい巨大なマシンである。高さが55mmもあり、重量は4kg!こんなヘビー級持ち歩く気にならんわ。小生の知る限りMebiusJumboの次にでかいノートパソコンではないか?これだと最近の省スペースパソコンと何ら変わりはない。その代わりCD、FDDはワンタッチで付け外しできるし、メモリへのアクセスも簡単である。そしてドライブ類はどうも汎用品が使えそうである。思わず、ドライブ類全滅のこれと同型機を購入して後から付けたら安いんじゃないのか?と考えてしまった。

キーボードは接続部のパーツが損傷しているためパコパコして半分取れかかった感じにしかならない。現状把握のため早速キートップを外してみた。左の写真の左側が正常なキートップ。右側がこのマシンのキートップである。赤矢印のところの樹脂成形部が破損しており、針金が取り付けできない。これでは針金を自作しても復旧は困難である。ところがノートのキーボードはキーボード全体でしかサプライされない。全体なら2万円も要求される。そこで代替えのキートップをどこかから調達することに決めた。(要はリースアップや廃棄処分のノートパソコンから、流用できるキートップを捜そうということである。)もう既に読者のみなさまは分かってると思いますが、左側が調達したキートップです。そしてこのキートップを取り付けた写真が右のものです。うーん、おちゃめ!エンターキーだけ色が違うんだから!!