活動内容

活動実績内容1


 初めてプラスチックを扱う技術者や,若手技術者,並びに熟練した技術者に対する粘弾性特性の基礎知識をご教授.
 社員の基礎教育
 
 粘弾性特性に起因するプラスチックの残留応力及び残留ひずみの発生要因の特定と対策法をご指導.

 プラスチックの長期信頼性(経時変化)を評価できる粘弾性特性の時間−温度換算則の作成方法とその利用法をご教授.
 
 プラスチックの変形,強度の長期信頼性(経時的変化)の評価法と予測法をご教授.

 繰り返し負荷を受けるプラスチックの成形品の破壊確率の予測法をご教授.

 成形不良等の問題に対する対策法及びそのモデリング等をご教授.
 

活動実績内容2


 初めてプラスチックの発泡成形を扱う技術者や,若手技術者,並びに熟練した技術者に対する発泡に関する基礎知識をご教授.
 社員の基礎教育

 発泡の基礎原理並びに素材の粘弾性特性を基準とした発泡プロセス及び発泡システムのご教授.

 発泡体の成形不良発生要因の特定と対策法をご指導.

 発泡プラスチックの変形,強度等の長期信頼性の評価法と予測法をご教授.

 発泡成形不良等の問題に対する対策法及びそのモデリング等をご教授.

 その他,技術的ご相談とデスカッション.

活動紹介


 プラスチック材料は,粘弾性という弾性的な性質と粘っこい粘性的な性質を有する素材であり,これらの性質は時間並びに温度によっていずれかの挙動あるいは共存する挙動として現れ複雑な振舞いをする.

 プラスチック成形品の不良は,この素材の粘弾性特性に伴う要因が大きい.また,発泡成形プロセスにおいても気泡の生成,成長の制御は素材の粘弾性特性と密接に関連している.しかしながら,プラスチックの粘弾性特性に関する専門書が少ないことから,プラスチック成形品の成形条件の特定や不良対策,また発泡成形プロセスや発泡条件の特定は未だに試行錯誤あるいは経験に頼って行われているのが現状である.

 弊社は,このような勘,経験,試行錯誤的に行われている不良対策や発泡プラスチックの成形プロセスを,素材の粘弾性特性を一つの判断基準として論理的に系統立てて扱える手法を提供している.物事の判断に対して,何かしらの判断基準があれば,それに照らし合わせることで,容易に次の段階に進むことが可能となる.素材の粘弾性特性は,成形不良対策や発泡プロセスを考える上での判断基準となるものである.