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■秀雅上人像 平成10年(1997)4月20日津幡町文化財指定(彫刻) 倶利伽羅山長楽寺の中興の祖である秀雅上人の肖像彫刻で躰部内面に記された墨書銘から慶長19年(1614)に泉州堺仏師藤原朝臣式部法眼道運によって制作された寄木造りの像である。秀雅上人は寛永8年(1631)に92歳で示寂したことから本像は、秀雅75歳の寿像と考えられる。 躰部内面銘は、一部未確定の文字がみえるが、趣旨としては、秀雅上人の倶利伽羅山長楽寺での造寺造像事業の一端を記し、前田「利光」が倶利伽羅を永代寄進したことが記されている。長楽寺中興の具体的実績が、胎内に記されていることは歴史資料としての面からも非常に貴重で、「前田家年寄衆連署奉書」等の古文書類からの記録を裏付け、倶利伽羅や長楽寺の歴史を知る上で重要な資料といえる。 |
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